▶️タトゥーを入れるといろいろデメリットが生じる
国内において、タトゥーを入れているという方は比較的少数だといえます。
ですが、少ないとはいえ好奇心や憧れ、他の人とは違う自分をアピールしたいという理由などから入れてしまう方もいます。
コンプレックスなどによって入れたいという気持ちがでてしまう、自己顕示欲が強いため、何かしら求めてしまいその結果タトゥーを入れるという行動に出るケースもあります。
興味本位やちょっとした好奇心により行動をするというのは誰でも経験があることです。
しかし、その行動によっては後悔する結果になることもあります。
かっこいいから、周囲とは違うということをアピールしたいなどの気持ちから行動してしまうのも理解できる範囲ではありますが、ある程度よく考えてから行動することが大切です。
基本的に入れる方の理由なども理解できる点はありますが、生活上、いろいろとデメリットが生じます。
タトゥーを入れることで、温泉、プール、サウナといった公共施設など入場できないケースがある点やスポーツジムでも入会を断られてしまうケースもあります。
また、恋人ができ結婚を決意しても相手の親に反対されてしまうケースや就職できない、入社できてもその後出世できないなどのリスクも背負うことになります。温泉、プール、サウナなどの公共施設においては肌をさらす面積も大きく、人目につくため周囲に対して不快感を与えてしまうのを防ぐ意味で入場を断られることがあります。
ジムなどに関しても仮に隠して入会できたとしても発覚した時点で退会させられるケースもあるため注意が必要です。
結婚などにおいては、本人同士がよくても相手の親からすればイメージが悪い、信用できないなどの理由からあまりいい顔されない可能性もあります。
就職は、上場企業など大手企業の場合には、イメージ的な問題などによってはじかれてしまうケース、隠して入社できてもばれた段階で出世など難しい傾向もあるでしょう。
▶️タトゥーを除去する方法について
このようにさまざまなデメリットがあるため、実際に体のどこかにタトゥーを入れた方でもその後、除去したいという気持ちがでてくることもあります。
除去の仕方としてはいくつかの方法があるため、特徴をチェックしていきましょう。
除去するには、大きく分けて4つの方法があります。
レーザー治療、切除術、植皮術、削皮術それぞれ特徴があり除去の早さや手術跡が残るかどうかなどいろいろと違いがあります。
1.レーザー治療
レーザー治療では、医療用のレーザーによって墨の部分に照射し熱、衝撃による色素の粉砕、色素が細かくなることで体内の細胞が分解する方法で取り除いていきます。
特徴としては、体に対してメスを入れずにできる方法という点です。
手術跡が残らないため、体に手術跡を残すのが嫌という方にとってはレーザー治療はいい治療法ともいえます。
2.切除術
切除術では、タトゥーを切り取り縫いあわせていくことにより取り除く方法です。
メスを入れるためそれなりに深い部分まで取り除くことができるというのが特徴といえるでしょう。
ただし、サイズ的に小さい場合には1回の手術で取り除くこともできますが、サイズが大きい場合には、1回ではなく複数回に分けて手術する必要があります。
そして、皮膚的に余裕がある場合には問題ありませんが、サイズが大きい場合には、皮膚を左右に寄せる限界などを考慮してそれ以上に大きなサイズに対しては別の方法を用いたほうがいいでしょう。また、完治したとしても縫合跡は残るため、注意も必要です。
3.植皮術
植皮術の場合には、健康的な皮膚を利用して移植し消す方法です。
いったん、皮膚を削りその後皮膚でかぶせるため、大きなサイズ、広範囲の場合には有効な方法といえるでしょう。
シート植皮、メッシュ植皮の二つのパターンがありヤケド治療にも用いられる治療です。
ただし、シート植皮ではパッチワークのような跡が残り、メッシュ植皮ではメッシュ状の跡が残ってしまいます。
4.削皮術
削皮術では、医療用のカミソリを用いて削っていくことで消していきます。
削った跡新しい皮膚が再生し、周りの皮膚となじませる方法です。
深い部分までは削れないため、脂肪層にまで墨が入っていると削ってもある程度残ってしまう可能性もでてきます。
広範囲において消すことができる方法ではありますが、体にかかる負担なども考慮する必要があり、1回にできる手術範囲にも限度があります。
▶️まとめ
このようにさまざまな方法がありますが、それぞれ特徴があることが把握できた段階で、どのような施術、方法でタトゥーを除去するかを決めることが大切です。
除去したいという方の理由もさまざまですが、自分自身のためや自分に関わりのある恋人、家族などのためにも一番いい選択をすることが重要です。
消すことができるとはいっても手術跡が残る場合や取り除くまでに時間がかかってしまう場合、費用もかかるという点など問題を解決するにしてもいろいろとデメリットもあるため、できれば安易に体に墨を入れないようにすることも大切だといえるでしょう。
※引用:タトゥー除去 大阪 安い