目次
1.スマホが普及して拡散力が大きくなった風評被害
ネット風評被害とはその名の通りネットから始まる風評被害で、最近ではスマートフォンが増えてきたという事もあり昔に比べましてもその拡散力というのは非常に高いものとなります。
こうした事が起きる原因というのは様々で、一つはテレビやマスコミ、ニュースサイトからの発信によるものが挙げられます。
特にニュースサイトからの拡散力というのは非常に高く、というのもニュースサイトは様々な機関や媒体と提携している為色々なコンテンツを一斉に発信する事が可能で、ニュースサイトからニュースサイトへ情報が行き渡りますのであっというまに情報は広がっていきます。
ニュースサイトを見ている人というのは非常に多く、記事が投稿されてから数分もあれば様々な人が閲覧するという事になりますので、それが本当であろうと嘘であろうとあっという間に多くの人がその情報を取得するという事になるんです。
そしてニュースサイトの数は今や膨大で、会社単位で運営しているものから個人で運営しているものもあり、特に個人で運営しているサイトの場合中々削除まで動いてくれない事もあります。
そういったサイトが万が一誤った情報を発信してそれをすぐに取り消したとしても取り消すまでの間に既に様々な媒体に拡散され、誤った情報だと知らないままにテレビにすら流れてしまう事があります。
2.会社の場合倒産してしまうという事は決して少なくない
こうした現状ですのでネット上でしたらそれこそ非常に早く拡散されますし、またネット上の場合例え元の発信源であるニュースサイトが削除したとしても、既にSNSなどを使って拡散されたものというのを全部削除する事は出来ません。
こうした拡散が原因で一つの会社が倒産してしまうという事は決して少なくありませんし、会社が倒産しないにしても経営自体に深刻なダメージを与えてしまう事というのも多いです。
また風評被害というのは何もテレビやマスコミ、ニュースサイト発信だけではありません。
例えば自分が買った商品に対して過剰に不満に持った人消費者にはどうにかしてその商品の評判を過剰なまでに落としたいと考える人もいるんです。
そもそもいたずら目的でその商品を買っていないにも関わらず悪評を流す人もいて、当然そういった書き込みを見た人というのは嘘であるかどうかというのはわからないので、真偽がわからないままに広がっていく事もあるんです。
その他自分が勤務していたところの待遇や業務に対して不満を持ちながら退職をし、許せないからといってあることないことを悪口として投稿するというケースもあります。
3.ステルスマーケティングの過程で風評被害が発生することも・・・
もちろん本当に商品や会社に原因があり、嘘ではなく本当というケースもありますがだからこそ本当か嘘かというのは非常に見抜きにくいんです。
こうした書き込みというのは掲示板を始めとした様々な媒体に書き込まれる事が多く、明確に個人情報が書き込みされている場合は削除されますが、そうでない場合というのは中々削除まで動いてくれません。
ニュースサイトからの拡散と同様に個人が掲示板に書き込んだ事も一度拡散してしまうと様々な媒体に広がってしまいますので、例え元を消せたとしても拡散は止まりづらく、悪い情報がどんどん広がっていきます。
そして意外なところではステルスマーケティングの過程で風評被害が発生するという事もあります。
というのも例えばAという商品が良いという事を宣伝するために何かと比較しないといけなくなりますが、その際の比較対象としてBという商品があった場合、その商品の悪い部分ばかりを書き込んだりする事がある為です。
逆にAという商品は当然マーケティングしたい商品の為良い部分ばかりを挙げてステルスマーケティングを行い、当然ステルスマーケティングが行われているという事を知らない人からすればBという商品は勝手に悪いものだと思い込むのです。
4.ネットの風評被害の対策を専門にしている業者に相談する
実際には良いところがあったりそもそも目立って悪い部分のない商品であるにも関わらずステルスマーケティングにより風評被害を受けてしまい売り上げが落ちてしまうという事も珍しくありません。
このようにインターネットでは様々なところからあらぬ噂が発生するという事は珍しくなく、また原因は様々でも一度発生してしまうと中々対策が難しいというのが現状になります。
かといって放置しているとどんどんと拡散されていきますので、もしも自分がそうした被害を受けた場合にはまずは拡散元を特定し、削除要請をするという事が大事です。
その上で自分に拡散力がある場合には明確にこの情報は間違っているという事を発信する事で情報が嘘だという事がわかり拡散が止まる事はあります。
ただし自分に拡散力がない場合は中々自分だけで嘘の情報が拡散されているのを止めるというのは難しいです。
ですので嘘の情報が拡散されている場合一番良いのはこうしたネットの風評被害の対策を専門にしている業者に相談する事となります。
特にそういった業者の中でも数多くのトラブルを解決している実績を持ったところに依頼する事で解決出来る確率は上がります。
24時間風評監視してくれるサービスを提供している会社もあります。
おすすめ→風評監視ツール「イメージチェッカー」 | 株式会社エルプランニング