ユニセフをご存知でしょうか。
名前は聞いたことがあっても実際どのような活動をしているのか、よく分からない人も多いかもしれません。
ユニセフは、国際連合児童基金で1946年に設立され国際連合総会の補助機関です。
本部はニューヨークに置かれ略称がユニセフです。
日本でも有名人が寄付を呼びかけたり、活動内容を紹介したテレビ番組があります。
そのようなものをみて、関心を持たれた人も多いのではないでしょうか。
目次
ユニセフのテレビコマーシャル
厳しい環境下で暮らしている小さな子供たちが、食べるものがなく、適切な医療をうけることができないというテレビコマーシャルをみたことはありませんか。
今でも、世界のどこかでは戦争がおきてますし、大小は違えど、争い事は絶えません。
その犠牲となっているのが多くの子供たちです。
赤ちゃんを抱えて逃げることは大変ですし、親がいない子供が小さな子供を抱えて必死になって逃げている様子も紹介されています。
そこにいるすべての人たちが逃げることに必死なので、小さな子供であっても頼れる人たちが誰もいません。
そして、ようやく救われる場所に行きついた所がユニセフの支援機関です。
ユニセフの施設にたどり着けることができる子供たちはごくわずかで、その施設にたどり着けなかったり、その施設があることさえ知らない人たちも多いでしょう。
そこに行けば何とかなるという思いでみんなが必死です。
教育を受け新しい未来へ進むためにはユニセフの支援が必要
ユニセフの施設では、十分ではありませんが、栄養価の高い食べ物、ケガや病気の治療、命を救うワクチンを接種することで子供の命をつないでいます。
命をつなぐだけで終わりではありません。
すべての子供たちに希望を与えることも必要です。
住んでいる家に戻っても、戦争や貧困、厳しい生活が待ち受けています。
住む場所を失った子供たちは帰る場所がありません。
教育を受け、新しい未来へ進むためにはユニセフの支援が必要です。
貧困や貧しい生活環境は海外の話で、今の日本で生活している人には、あまり関心がないかもしれません。
戦後間もない日本も食べるものがなく、多くの人が餓死しています。
もちろん適切な医療をうけることができなく亡くなられた人もたくさんおられます。
高齢者の中には厳しい環境下で生活した人もおられるのではないでしょうか。
学校給食で、あまり人気のなかった脱脂粉乳はユニセフが届けていたのです。
おいしくなかったかもしれませんが、栄養補給に欠かせないものでした。
マンスリーサポート募金は税額控除の対象
そのほかにも、毛布や医薬品なども届けら多くの支援を受けてたのです。
活動を続けるにはお金が必要です。
潤沢な資金があるわけではないので、ユニセフではマンスリーサポートをお願いしています。
募金は税額控除の対象となり、約40%が所得税額から控除されます。
関心が、ある人はぜひ検討してみてください。
月々の生活が苦しく寄付したいけどそのような余裕がないという人もいますし、先進国の中でも日本は貧困率が高いともいわれています。
寄付したくても寄付できない、けれど何かしらの形で協力くしたいという人は、ユニセフ遺産寄付プログラムに参加してみてはいかがでしょう。
ユニセフ遺産寄付プログラムとは
ユニセフ遺産寄付プログラムは、亡くなった後、財産を自分の意志で寄付するものです。
寄付額は任意ですし、遺言書を通じて寄付されます。
日本は少子高齢化が進み、後を継ぐ人がいない家屋などの遺産がたくさんあります。
生きてる間はお金が必要ですから、できるだけ多く貯金を貯めて老後に備えている人、いざというときのために残しているお金もあるでしょう。
でも、お金を使いきって亡くなられる方は、そうはいません。
子供たちがいる場合は、残った子供たちに財産を贈与して生活が困らないようにしてあげたいと思います。
贈与する相手がいない場合は、国庫に寄贈されます。
自分の意志でそうするのであれば良いのですが、相続意思がないままそうなってしまうと心残りになるかもしれません。
ユニセフへの寄付は相続税の課税対象にはならない
生前贈与というかたちもあるので、生きている間に自分の意志でユニセフに協力することも素晴らしいことですし、生きている間はどうなるか分からないのでお金を残しておきたいという人は、ユニセフ遺産寄付プログラムに参加してみてはいかがでしょう。
財産のすべてを寄付しなければならないというもので自分の意志ではなく、協力したい金額で十分です。
ユニセフへの寄付は相続財産から差し引いた後の課税が計算されるため相続税の課税対象にはならないので、残された家族にも負担がかからず、面倒なことはありません。
皆様の思いが、世界中で困っている子供たちの笑顔と未来の助けになります。
ユニセフ遺産寄付プログラムとは、どういうものなのかもっと詳しくし知りたいという人には、遺産のご寄付に関するガイドブックをもらうことができます。
まとめ
詳しく内容を理解することで、より安心できるのではないでしょうか。
自分の大切なお金の使い道を知ることができると、喜んでくれる子供たちの笑顔が想像できます。
※日本ユニセフ協会 寄付金より引用
